レ・ジュリス市レジデンス・デュ・ボスケ

カルチエ・デュ・ボスケ（quartier du Bosquet）の大半部分は人工平地上に作られています。そもそも単調な「鉱物系」空間で特に個性は感じられない上、風も吹きすさぶ場所でした。私どもの施行監理プロジェクトは先ず何種類かの植生と庭園を設け、「中心部をもつ生活の場」を作り出すところから始まりました。厚めの土壌を敷く事も不可能でした。その上、散水も施しにくいことから緑豊かな空間づくりに相当な制約を受けました。木製構造物を織り込んだ植生導入作戦により建設物空間と公的空間との間、良い尺度関係をもたらす事が出来ました。その上、よりこじんまりした場所も確保し、一部のベンチュリ効果を排除することに成功しました。この人工的なだだっぴろい空間のマイクロ気候まで総体的に改善することが出来ました。

外部空間の施工監理
納入2002年

発注者
レ・ジュリス市
監理者
Florence Mercier Paysagiste
工事費
1.46 百万€
総面積
1.4 ha

レ・ジュリス市 レジデンス・デュ・ボスケ

レ・ジュリス市レジデンス・デュ・ボスケ